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教室日誌一覧

2026.5.28
カテゴリー: 教室だより

2026.5.28 #58 “job”

2026.5.28 #58 “job”

今週末運動会のためか、みんな眠そう(-_-)zzz早く運動会終わってくれ〜。

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第58回は”job” 「仕事」です。

 

job はなんと、語源不詳のようです!

 

今から500年くらい前の16世紀に初めて記録が見られ、 job of work すなわち a piece of work (仕事のひとつ)の意味で使われていました。これにより、job は数えられる名詞として「具体的なひとつの仕事」の意味を表します。

 

同じ「仕事」の意味で work もありますね。
こちらは古英語期からの英語本来語 weore で、 印欧祖語の *werg-(する)に基づいています。(/g/ → /k/ の音の変化は「グリムの法則」です!)

 

work のもとの意味は「すべきこと」であり、名詞「仕事」、動詞「働く」です。(人間、働かなければなりません)「仕事」の意味では数えられない名詞ですから、job と比べると仕事全般を指す抽象的なイメージですね。

 

job と work は、ともに「働いた結果できたもの」も表します。job の方はGood job!(よくできたね)のように「仕事の成果」を表し、work の方は「作品、著作」の意味になります。この場合は数えられる名詞となります。

 

さらに「仕事」と言えば、task や assignment もあります。いっぱいありますね(^^;)
task は古ノルド語、フランス語から入ってきた tax(税)と同じ語源ですので、「義務としてやるべき仕事、任務」の意味です。
ちなみに、tax の /ks/ の音は、task /sk/ とひっくり返ってしまいましたね。これは「音位転換」と呼ばれ、言い間違えられたのがそのまま使われるようになってしまったという、とってもおもしろい現象です。

 

assignment は中英語期に古フランス語から入ってきた assign(割り当てる、任命する)の名詞ですので、「割り当てられた仕事」の意味です。
task も assignment も具体的に与えられた仕事を表しますので、数えられる名詞となります。

 

今日のドジャーズは大谷さんの先発で6回を無安打に抑え、さらに先頭打者ホームランでした!

 

Good job!いや、Great job!です(^o^)/~~

2026.5.27
カテゴリー: 教室だより

2026.5.27 #57 “idea”

2026.5.27 #57 “idea”

曇りでも気温と湿度が高い1日でした。

 

おまけに幼児クラスのテンションも高く、近所迷惑か、というくらい元気いっぱいでした(^^;)

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第57回は “idea”「アイディア、考え、思いつき、概念」です。

 

今から600年くらい前の14世紀にラテン語 idea から入ってきました。この語はギリシア語の idéɑ̄ に由来し、プラトン哲学の言葉「イデア」としても日本語で使われています。

 

「イデア」ってなに??

 

印欧祖語の *weid-(見る)からきており、最初の w- の音が落ちてできた idea は「見ることができるもの、姿、形」の意味でした。
ところが、哲学者のプラトンは「実際に目に見える姿」に対し、「目で見ようと思っても見えないものごとの真の姿」を表すのに idea を使いました。
つまり「心の目や魂の目で見る、ものごとの本質」が「イデア」なのです。

 

そこから idea は「概念、考え」として使われるようになりました。

 

印欧祖語の *weid-(見る)に基づく語は、他にも view(見る、視野、景色)、vision(視覚)、wisdom(知恵)、wise(賢い)、 wit(機知、知力)などがあります。

 

哲学のお話になってしまいましたね~
たくさんのものごとを見て、自分の頭でいっぱい考えてください!

2026.5.26
カテゴリー: 教室だより

2026.5.26 #56 “hall”

2026.5.26 #56 “hall”

朝からなんとなく慌ただしい日でした。特に何もしていないのですが…。

 

新聞を読んでいて、生徒さんの名前を見つけました!

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第56回は “hall”「館、ホール、講堂」です。

 

古英語期から見られる本来語です。古英語では heall で印欧祖語の *kel-(覆う、隠す)に由来しています。k と h の音の違いは、前にもやった「グリムの法則」で説明され、/k/ → /x/ → /h/ と次第に変化したものです。

 

古英語 heall は「屋根でおおわれた広い場所」の意味でした。そこから「(宮殿や大邸宅の)大広間」「公会堂」「大学の学生寮」「大学の大食堂」「玄関ホール、ロビー」などの意味へと広がりました。

 

印欧祖語の *kel-(覆う)に基づく英語本来語には、hell(地獄)、hole(穴)、hollow(くぼみ)、helmet(ヘルメット)などがあります。どれも「なにかに覆われているイメージ」がありますね。

 

また、フランス語から入ってきた *kel- に基づいた語としては、cell(細胞)、cellar(貯蔵庫)、conceal(隠す)などもあります。こちらもやはり「閉ざされた空間」「覆い隠された」イメージです。

 

単語の見た目が少し違いますので、語源が同じだとわかるとビックリしますね。でも意味を考えると、なるほど~と思えます。

 

ちなみに、hallway はアメリカで「廊下」、イギリスでは corridor です。(corridor はフランス語から入ってきた語です)また、アメリカでは a Hall of Fame と言えば「殿堂入りしている有名な人たち、偉人」の意味ですね。