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教室日誌一覧

2026.8.2
カテゴリー: 教室だより

2026.8.2 #124 “family”

2026.8.2 #124 “family”

『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第124回は “family”「家族、一族」です。

 

今から600年くらい前の14世紀にラテン語 familia(家族、世帯)から入ってきました。中英語では familie の綴りでした。フランス語 famille、イタリア語 famiglia、スペイン語 familiaとイタリック語族(英語とは別の family) だけでなく、オランダ語 familie、ドイツ語 Familie と、ゲルマン語族(英語と同じ family) にも幅広く見られますが、それ以上の詳しい語源は不明だそうです。

 

ラテン語 familia は famulus(召使い)からきているため、もとは「家で働く召使いの一団」の意味でした。そこから現在の「家族、所帯、一族」の意味となりました。

 

familiar(よく知られている)は family より50年くらい早くフランス語 familier から入ってきています。ラテン語 familia からできた形容詞 familiāris(家族の、よく知った、親しい)に由来しますので、語源は同じですね。

 

ところで family は単数?複数?どちらでしょう。

 

「ひとつのまとまった家族」を表わすときは単数扱いになります。
We are a family of four.(うちは4人家族です)
Her family is very large.(彼女の家族は大家族だ)
How’s your family? (家族の方はお元気ですか)

 

そして「世帯」を数える場合には複数扱いになります。
Only five families live in this village.(この村にはたった5世帯しか住んでいない)
また「家族を構成する1人1人」を意識する場合は family は単数で複数扱いとなります。
Her family are all doctors. (彼女の家族は全員医者だ)

2026.8.1
カテゴリー: 教室だより

2026.8.1 #123 “eat”

2026.8.1 #123 “eat”

『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第123回は “eat”「食べる」です。

 

古英語期から見られる英語本来語です。
古英語では etan の綴りで、 /e/ の発音は13世紀頃に /e:/ と長母音になり、さらに「大母音」によって /i:/ と変わりました。
印相祖語 *ed-(食べる)に基づいています。/d/ → /t/ の音の変化は「グリムの法則」で説明できます。

 

*ed-(食べる)に基づく単語としては、ラテン語由来の edible(食用の、食用に適する)があります。17世紀になって eat からできた eatable(食べられる)という形容詞もありますが、こちらは「新鮮に食べられる状態の」という意味で、少し意味が異なりますね。また、フランス語 obésité, ラテン語 obēsitātem から入った obesity(肥満)もあります。 形容詞は obese (太った) です。

 

また eat は「食物を食べる」の意味の一般的な動詞です。本来は固形のものを食べるときに使いますが、soup(スープ)はカップでゴクゴク飲むのでなく、スプーンで飲む場合には eat soup となります。

 

have にも「食べる」の意味がありますね。breakfast, lunch, dinner のように食べ物そのものではない場合は have を使います。また eat, drink の上品な表現になりますので、レストランなどで注文するときは
I’ll have the steak.(ステーキをお願いします)のように have を用います。

 

eat 「食べる」が obesity「肥満」と繋がるということは…。
そういうことですね。
よいこのみんな、食べ過ぎには気をつけましょう。(←と自分に言い聞かせる)