2026.8.20 #142 “action / active”
本日の中学生クラス。夏休みに行った場所を尋ねると、ディズニー・シー、宮崎、沖縄…と、みんな遠くまで遊びに行ってきたようでうらやましい〜(*´꒳`*)
中でもオレゴンに行ってきた子がおり、いろいろ話を伺いました。ホストファミリーは年配のご夫婦で、大変親切にしてくださり、日常会話ではそんなに困らなかった…とのこと。スゴイね!
日本とは違う規模のショッピングモールで買い物も楽しんだようですが、やはり物価の高さには驚いたようです。ハンバーガーなどの肉肉しい(←本人談)食事も堪能してきたようで、良い体験をしてきたようです。これからもますます英語を楽しんで学んでいってほしいと願います。
『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第142回は “action / active / activity / actor / actually” 「行動、行為」「活動的な、活発な」「活動、行動」「俳優、役者」「実際に」です。盛りだくさん!
いずれも中英語期にフランス語、ラテン語から入ってきた語です。
act(行為、行動する)と同じ語源で、印欧祖語の *ag-(駆り立てる、動かす)に基づいています。
action は今から700年くらい前の14世紀にフランス語 action から入ってきました。もとはラテン語の actīo(n)- で、actus(行われた)からきています。中英語の綴りは accioun で「訴訟、行為、演技、軍事行動」の意味です。
active も14世紀にフランス語 actif から。もとはラテン語 actīvus で、やはりactus(行われた)からきています。中英語の綴りは actif 「活動的な、能動態の、積極的な、活気に満ちた」の意味です。
activity も14世紀にフランス語 activité から。ラテン語は actīvitātem で、中英語では activite 「活動的生活、活発、活動」です。
actor は14世紀にラテン語 actor からです。中英語では actour の綴りでした。意味は「役者、行為者」で、17世紀になってから「女性の役者、女優」を表わす actress という actor の女性形ができましたが、現在は女優も actor の方が好まれています。
actually は14世紀にフランス語 actuel から入った actual「実際の」に副詞を作る語尾 -ly がついてできた語です。中英語では actual(l)i の綴りでした。actual はラテン語の actuālis に由来し「実際に」の意味です。

印欧祖語の *ag-(駆り立てる、動かす)に基づく他の語には transact(取引を行う)、interact(相互に作用する)など、act がはっきり見えるものもあれば、同じラテン語由来で agenda(課題、議事録)、agent(代理店)、agile(賢い)、agitate(かき乱す)、 ambiguous(あいまいな)、 essay(作文、エッセイ)、 exact(正確な)、 examine(調査する)、 navigate(操縦する)、 ギリシア語由来で agony(苦悩)、strategy(戦略)、 ケルト語由来で ambassador(大使)、 embassy(大使館)などもあります。
*ag- チーム、想像以上に大所帯でした(^^;)

