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教室日誌一覧

2026.8.25
カテゴリー: 教室だより

2026.8.25 #147 “famous”

2026.8.25 #147 “famous”

『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第147回は “famous” 「有名な」です。

 

今から600年くらい前の14世紀にアングロ・ノルマン語 famous より入ってきました。これは古フランス語の fameus 、ラテン語 fāma (fame 名声) の形容詞形 fāmōsus に基づいています。

 

印欧祖語 *bha- (話す) に由来し、「話題となっている」がもとの意味です。そこから「評判の、定評のある」→ 「よく知られた、有名な」となりました。
この語源に基づく単語はfamous 以外にもたくさんあります!

 

ラテン語由来では fame (名声)、infamous (悪名高い)、fable (寓話)、confess (告白する)、infant (幼児)、preface (序文)など。
ギリシア語由来では phone (声、音)、telephone (電話)、symphony(シンフォニー)、anthem(聖歌)などです。

 

また 「有名な」の類語は以下の通り。

 

□□famous   「有名な」の意を表わす最も一般的な語。よい意味で広く長い間知られていることを表わす。

□□infamous  特に不道徳・残酷で「悪名高い」ことを表わす。かたい語。

□□noted  特別な能力などで「注目されている」ことを表わす。

□□notorious  悪い意味で「有名な」ことを表わす。

□□well-known  ある地域で、またある人々の中で「有名な」ことを表わす。よい意味でも悪い意味でも用いられる。

□『ジーニアス英和辞典』第6版 famous

2026.8.24
カテゴリー: 教室だより

2026.8.24 #146 “effort”

2026.8.24 #146 “effort”

夏休み明けのレッスンが一周しました。2週間ぶりにみんなに会えて嬉しいです。

今日は最初のクラスの途中から雷が聞こえ、次のクラスの途中で雷+大雨となってしまいました。3年生の女の子はだいぶ怖がっていたので可哀想でしたね。

 

『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第146回は “effort” 「努力」です。

 

今から600年くらい前の15世紀にフランス語 effort (努力すること) から入ってきました。接頭辞 ex- (外へ) + ラテン語 fortis (強い) からできており、もとは「強い力によるもの」を表します。努力するには強い肉体と精神力が必要ということですね。

 

18世紀までは effórt とフランス語の発音のように第2音節が強く発音されていましたが、次第に英語風の発音になり éffort と第1音節にアクセントが移りました。

 

ラテン語の fortis (強い) に基づく単語は他にも force (力)、 enforce (強いる)、reinforce (補強する)、fort(砦)、fortress (要塞)、comfort (快適さ) などがあります。イタリア語由来の forte (強み、フォルテ)もそうです。

 

小中学生にゲームの 「 “Fortnite”ってどういう意味?」よく尋ねられますが、はて?どんな意味でしょ?
ゲームの公式サイトを見てもよくわかりません。
fort (砦) を築いたりするバトル・サバイバルゲームのようですので、砦かな?あるいは、Fortnight (2週間) との掛け合わせかな?

 

「努力」と言えば、effort 以外に endeavo(u)r もありますね。スペースシャトルの名前にもなっていました。
endeavor(u)r は effort と同じ頃にノルマン・フランス語の se mettre en devoir のなぞり put oneself in dever (devoir) (義務を果たすために全力で努力する)が中英語に endevere(n) として入ってきました。

 

effort は「努力の意を表わす最も一般的な語で、短期間・継続的、どちらの努力も表わす」
一方、endeavor は「重要な目的のために継続的に行う努力の意を表わす、かたい語」

 

との違いがあるようですよ。

2026.8.23
カテゴリー: 教室だより

2026.8.23 #145 “day”

2026.8.23 #145 “day”

『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第145回は “day” 「一日、日、昼間」です。

 

古英語期から見られる英語本来語です。
古英語では dæġ の綴りで、ゲルマン祖語 *dɑȝɑz (日が出ている間の時間) からきており、印欧祖語の *agh- (昼間)に由来すると考えられています。

 

*agh- を見ると、day の d がどこからきたのかはよくわかっていませんが、「燃やす、暖める」を意味する印欧祖語 *dhegʷh- からの連想でついたと考えられているようです。

 

day はもとは 「日のあたっている半日」の意味でした。「夜」はniht (= night) ですので、day とnight を合わせて「1日」でしたが、古英語期には今と同じ「1日(=24時間)」も day で表わされるようになりました。

 

印欧祖語の *agh- (日、一日)に基づく語は、他にもdawn (夜明け) があります。またdaisy (デイジー、ヒナギク)(←上のイラストの花です!)もそうです。daisy は古英語 dæġes-ēage(day’s eye = 「昼の目」)が語源で、朝に花が咲き、夕方になると閉じることから、この名がつきました。

 

Let’s call it a day! 「今日はここまでにしましょう!」