2026.8.24 #146 “effort”
夏休み明けのレッスンが一周しました。2週間ぶりにみんなに会えて嬉しいです。
今日は最初のクラスの途中から雷が聞こえ、次のクラスの途中で雷+大雨となってしまいました。3年生の女の子はだいぶ怖がっていたので可哀想でしたね。
『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第146回は “effort” 「努力」です。
今から600年くらい前の15世紀にフランス語 effort (努力すること) から入ってきました。接頭辞 ex- (外へ) + ラテン語 fortis (強い) からできており、もとは「強い力によるもの」を表します。努力するには強い肉体と精神力が必要ということですね。
18世紀までは effórt とフランス語の発音のように第2音節が強く発音されていましたが、次第に英語風の発音になり éffort と第1音節にアクセントが移りました。
ラテン語の fortis (強い) に基づく単語は他にも force (力)、 enforce (強いる)、reinforce (補強する)、fort(砦)、fortress (要塞)、comfort (快適さ) などがあります。イタリア語由来の forte (強み、フォルテ)もそうです。
小中学生にゲームの 「 “Fortnite”ってどういう意味?」よく尋ねられますが、はて?どんな意味でしょ?
ゲームの公式サイトを見てもよくわかりません。
fort (砦) を築いたりするバトル・サバイバルゲームのようですので、砦かな?あるいは、Fortnight (2週間) との掛け合わせかな?
「努力」と言えば、effort 以外に endeavo(u)r もありますね。スペースシャトルの名前にもなっていました。
endeavor(u)r は effort と同じ頃にノルマン・フランス語の se mettre en devoir のなぞり put oneself in dever (devoir) (義務を果たすために全力で努力する)が中英語に endevere(n) として入ってきました。
effort は「努力の意を表わす最も一般的な語で、短期間・継続的、どちらの努力も表わす」
一方、endeavor は「重要な目的のために継続的に行う努力の意を表わす、かたい語」
との違いがあるようですよ。
