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教室日誌

2026.9.16
カテゴリー: 教室だより

2026.9.16 #169 “egg”

2026.9.16 #169 “egg”

今日も一日雨…。

天気のせいか、お母さんに怒られたからなのか、幼児さんはブルーな表情で教室に入ってきました。うーん、どしたのかな?まあ、帰りには笑顔になってよかったです。

また、帰りには卒業生が姪っ子ちゃんのお迎えに来てくれました。久しぶり〜!そして彼女は宇宙飛行士の油井亀美也さんの姪っ子さん。油井さんには「県民栄誉賞」が贈られることになったようです。おめでとうございます!

 

『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第169回は “egg” 「卵」です。

 

古英語より見られる英語本来語ですが、古ノルド語の影響を受けて現在の綴りと発音になりました。古英語では ǣg の綴りで /æg/ と発音されていたのが、次第に音が変化し、ǣġ /æj/ と発音されるようになりました。それに伴って、中英語期には 綴りが eye, aye, ei, ey となりました。

 

複数形をつくるとき、古英語では語尾に -ru をつけた eyru, ayru のような形でしたが、中英語期になるとそこにさらに複数形語尾 -en をつけて eyren, ayren となりました。「子・ども・たち」のような「二重複数」の形だったのですね。

 

一方で、古英語末期に古ノルド語から egg が入ってきました。古ノルド語では語末の g も /g/ と発音されていましたので /ég/ です。これが北部の方からだんだん使われるようになり、 egg の方が優勢になっていきました。複数形は外から入ってきた egg には -s がつきました。egg の方が使われるようになったことから、複数形もこちらが優勢となりました。

 

本来語のǣg が音の変化に伴い綴りも変化して eye, aye のようになりましたが、英語本来語が現代に残らずに、古ノルド語からきた egg が使われ続けているのは、なんだか不思議な感じがしますね。

 

また、よいこのみんなの嫌いな野菜でトップ争いをしているのが eggplant(ナス)です。食感がイヤだとか…。
eggplant はアメリカ英語で、もともとは「白いナス」を指してそのように呼んだため「卵のような植物」だったのですね。また米ナスは日本のナスのように長くないです。現在は、皮が紫色でも eggplant と呼ばれるようになりました。
イギリスでは aubergine と言います。18世紀にフランス語から入ってきましたが、アラビア語に由来します。