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教室日誌

2026.5.2
カテゴリー: 教室だより

2026.5.2 #32 “half”

2026.5.2 #32 “half”

「小学生と学ぶ英語の語源」第32回は “half” 「半分の」「半分」です。

(イラストは若干女の子の方が大きい気がしますが…笑)

 

英語本来の語で、古英語期から half として使われています。印欧祖語の *(s)kel- (切る)に基づいてできた語で、ドイツ語、オランダ語、古ノルド語など他のゲルマン語にも対応している語が見られます。

 

中英語期までは /hɑulf/(ハウルフ)のように /l/ の音も発音されていましたが、15世紀の初め頃には /k, m, f, v/ の音の前の /l/ は発音されなくなりました。(talk, walk, calm, palm なども同じ!)さらに /u/ の音も落ち、残った /ɑ/ の音が伸びて /ɑ:/ となったようです。

 

また、複数形が halves のように「f を v に変えて -es」になるのは、古英語では有声音にはさまれた /f/ が、両側の有声音に合わせて自分も /v/ と有声音になったことが影響しているようです。

 

ちなみに、古英語の頃は v の文字は使われておらず、f で /f/ と /v/ の両方の音を表していました! v が使われるようになったのは中英語期で、フランス語の影響から v を使うようになったようです。新参者の v! v(^ ^)v

 

印欧祖語の *(s)kel- (切る)に由来している単語は、他にも shell(貝殻)、scale(うろこ)、scale(秤)、skill(技能)、shelf(棚)、sculpture(彫刻)などなど。たくさんありますね~。