2026.5.1 #31 “garden”
今日から5月です。今日は雨でしたが、相生町教室からの自宅に戻って中学生クラスでした。小学生は明日から連休で嬉しそうでしたが、中学生は溜まっている宿題をまとめてやる…と、休みはただ楽しいだけではなさそうです。
「小学生と学ぶ英語の語源」第31回は “garden” 「庭、庭園、果樹園」です。
今から800年くらい前(13世紀)にフランス語 jardin から入ってきました。中英語期の綴りは gardin でした。フランス語から入ってきたのに、もとはゲルマン語の *ʒardan に由来しています。どうやら、ゲルマン語→ラテン語→フランス語と経由して英語に入ってきたようです。
ん? ってことは、逆輸入?!
英語本来語には古英語期から ɡeɑrdという語があり、これは yard 「囲われた場所、中庭」のもとの単語でしたので、garden と yard は二重語(語源となる元の語が同じ!)ということになります!オドロキ!
どちらも印欧祖語の *gher-(囲う)に基づく単語です。
しかし、二つの同じ「庭」をどう使い分けたらいいのでしょう?
『ジーニアス英和辞典』に以下の説明があります。
garden 家の「庭」の意を表す⦅米⦆では庭の花や野菜を栽培する一画を表し、⦅英⦆では庭全体を表す。また、公共の「庭(園)」の意を表すこともある。
yard ⦅米⦆では家にある庭全体を表し、⦅英⦆では特に「裏庭」の意を表す。
garden はアメリカでは「花や野菜を栽培しているところ」、イギリスでは「庭全体」、yard はアメリカでは「庭全体」、イギリスでは「裏庭」という使い分けですね。
「イングリッシュ・ガーデン」(英国式庭園)と言われるようにイギリスでは自然と調和した美しい庭園が多く見られますね。ぜひ見に行ってみたいです。
