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教室日誌

2026.9.22
カテゴリー: 教室だより

2026.9.22 #175 “laugh”

2026.9.22 #175 “laugh”

『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第175回は “laugh” 「(声を出して)笑う」です。

 

古英語期より見られる英語本来語です。
古英語では hlæhhan, hliehhan の綴りで、印欧祖語の *kleg-(音がする、泣く)に基づいています。これがゲルマン語では *hlah- となりました。/k/ → /x/ の音の変化は「グリムの法則」によります。

 

そして古英語期に語頭の h が落ちて、l から始まるようになりました。
loud (うるさい) ← 古英語 hlūd
ring(指輪)← 古英語 hring
も同じような変化をしています。

 

また、laugh の語末の gh は、最初 /x/ の音でしたが、後に変化して /f/ となりました。gh が /f/ になるのは他にも laughter(笑い)、cough(咳)、enough(十分な)、tough(丈夫な)などがありますが、これらも laugh と同じように /x/ から /f/ の音へと変化したものです。

 

laugh は「声に出してゲラゲラ笑う」の意味ですので、「微笑む」のは smile ですね。ちなみに、英文のメールなどで、日本語の(笑)、w、(草)にあたるのは lolですが、laughing out loud の頭文字です。