2026.5.5 #35 “key”
「小学生と学ぶ英語の語源」第35回は “key”「鍵」「秘訣」「重要な」です。
1000年以上前の古英語期から見られる本来語ですが、語源についてははっきりわかっていません。
古英語の綴りは cǣɡ͑ /kǽi/ で、音の規則に従って変化していれば、今ごろは /kéi/ という音になっているはずのところ、現在は /kíː/ と発音されています。これは北部の方言によるものと推定されています。
key の意味はもとより「鍵」「秘訣」の意味ですが、音楽に関連する「音階、キー、鍵盤」といった意味が加わったのは16世紀ころから、コンピュータに関連する「キー」「入力する」、さらに形容詞として「重要な」「鍵となる」という使われ方は19世紀になってからです。
keyboard「キーボード」、keyword「キーワード」など、key に関連する語がありますね。
でもおそらく小学生からは「monkeyは?」という質問がくると予想されます笑
monkey の語源を調べてみると、こちらもはっきりとわかっていないようですが、中世低地ドイツ語、または中世オランダ語の *moneke に指小辞(ちっちゃい!)を表す -y がついたのではないかと考えられています。
key とはまったく関係がないということでした(≧∇≦)
key は語源を考える上でも、謎解きの「鍵」となりそうです。
