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教室日誌

2026.6.1
カテゴリー: 教室だより

2026.6.1 #62 “nature / natural”

2026.6.1 #62 “nature / natural”

早くも今日から6月です。最初のクラスの子たちが、教室に来るときにクローバーとシロツメクサの花を摘んで持ってきてくれました。ジーン(//∇//) 優しいね〜。

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第62回は “nature / natural” 「自然、本質」「自然の、当然の」です。

 

nature は今から700年くらい前の中英語期にフランス語、ラテン語から入ってきた語です。フランス語 nature、ラテン語 nɑ̄tūrɑ は「誕生、生まれつきの性質」の意味でした。
形容詞の natural も同じく、中英語期にフランス語 naturel、ラテン語 nɑ̄tūrɑ̄lis より入ってきています。英語では nature に「~に関する、~の性質の」を表す形容詞語尾 -al がついたものです。

 

当初は、地上の造られた命あるものすべて(生命)と造り主(神)の自然的な結びつきを表していました。生まれつきの性質に従うことも自然であり、当然のことです。やがてそこから「自然、本質」「自然の、当然の」という意味になりました。

 

おもしろいことに、16世紀までは「自然の」の意味を表すのに kind(古英語:ġecynde)が使われていたのです。実は kind も nature, natural も印欧祖語の *gen-(生む)に基づく、同じ語源の語なのです。kind の項でまたあらためて見てみましょう。
*gen- については、#38 “national” でも登場していますよ。