2026.8.18 #140 “warm”
本日より2学期のレッスンが始まりました。子どもたちはまだ学校が夏休みのせいか、少し眠そうな表情の子もいましたが、元気な子どもたちに会えて嬉しかったです(^^)
『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第140回は “warm” 「暖かい、温める」です。
古英語期から見られる英語本来語です。
古英語では wearm の綴りで、当初より形容詞として「暖かい」、動詞としては werman「温める」、 wearmian「温まる」として使われていました。形容詞、他動詞、自動詞の綴りがすべて違ったのですね!
印欧祖語の *gʷher- (熱する) に基づいています。
ゲルマン語(英語のきょうだい言語) にも、オランダ語・ドイツ語 warm、古ノルド語 varmr のように見られています。
warm は「(気温・飲食物・衣服などが)暖かい」の意味ですが、そこから16世紀頃には「(人の)心が温かい、思いやりのある」や、18世紀には「(色が)暖かみのある、暖色系の」などの意味も出てきています。
warm weather (温暖な天気)
warm milk (温かい牛乳)
warm sweater (暖かいセーター)
a warm person (心の温かい人)
warm welcome (心のこもった歓迎)
warm colors (暖色)
印欧祖語の *gʷher- (熱する) に基づく語には他に、英語本来語で burn (燃やす、燃える)、ギリシア語由来では thermo- (熱の) で始まるthermometer (温度計)、thermos (魔法ビン)、thermostat (温度自動調整器)などがあります。
