「しゃべる」を引き出すメソッドがある。それが、ECCジュニア!

佐久塚原教室

サクツカバラキョウシツ

土曜日開講

土曜日開講

幼児歓迎

幼児歓迎

大人・シニア

大人・シニア

英検®準会場

英検®準会場

駐車場あり

駐車場あり

お問い合わせ

HP専用ダイヤル

(講師直通)

050-5272-2947

※お問い合わせ専用ダイヤルです。営業を目的とした連絡は固くお断りします。

教室日誌

2026.6.9
カテゴリー: 教室だより

2026.6.9 #70 “very”

2026.6.9 #70 “very”

本日の特筆すべきは私の心にしまっておき、語源話が長いため、そちらに集中します。笑

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第70回は “very”「とても、非常に」「まさにその」です。

 

『英語語源辞典』ではわずか10数行足らずの記述であるのに対し、『英語語源ハンドブック』では1ページの説明を要しているのが気になります。これはまさに、なにかあるに違いない!!(おまけにこの大雑把なイラスト笑)

 

今から700年くらい前の中英語期に古フランス語 ver(r)ai から入ってきました。この語はラテン語 vērus(本当の)からきており、印欧祖語 *wēro-(本当の)に基づいていると考えられています。

 

1300年ころから1600年ころまでは、形容詞として「本当の、まことの」の意味で使われていましたが、副詞として「とても、非常に」の意味で使われるようになったのは15世紀以降です。

 

この原因となったのは、聞き手、読み手による「勘違い」で、「異分析」というものによると考えられます。

 

異分析とは「語句の本来の切れ目や解釈が忘れられたり、間違われたりしたために、新たな解釈や語が生まれることを言います。

 

例えば、 apron(エプロン)はもともと napron という語でしたが、a がついて a napron となるところが、an apron と解釈されて今の形になりました。また nickname(あだ名、ニックネーム)はもともと ekename という語でしたが、an ekename となるところを a nekename と解釈されて今の形になったのです。」(『英語語源ハンドブック』より)

 

よって、very の場合はthat is a verrai gentil man(あれこそ本当の紳士)という文章において、very (verrai) は gentle (gentil) と並んで man を修飾する形容詞だったのが、gentle (gentil) を強調する副詞と解釈され、それを多くの人が使うようになったことによって、副詞としての働きが普通になっていったということなのです。誰かの間違いが本当になっていくとは、言葉っておもしろいですね。

 

また、very(とても)というように意味を強める語は、他にも really, extremely, terribly, awfully, absolutely, incredibly, super などなど、たくさんあります。その中でも very はいちばん一般的に使われている語です。ただ日本語でも「かなり、めっちゃ、超、ウルトラ、スーパー」など、意味を強める語はたくさんありますが、時と状況を考えたり、言葉の流行もあったりしますので、使い方や使いすぎには気をつけなければなりませんね。使いすぎると意味が強まるのではなく、逆に意味が弱まったり、心がこもらなくなってしまうこともありますよ。