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教室日誌

2026.6.10
カテゴリー: 教室だより

2026.6.10 #71 “wall”

2026.6.10 #71 “wall”

「小学生と学ぶ英語の語源」第71回は “wall”「壁」です。

 

古英語よりも前の時代、今から1500年以上も前に古ラテン語 vallum(城壁)から入ってきたと思われます。古英語では weall(城壁)であり、印欧祖語の *walso-(柱、杭)に基づいています。ラテン語の v- の綴りは /w/ の発音であったため、古英語では w- になっています。

 

もともとは「城壁」の意味であったのが、中英語期から「(普通の家などの)壁、塀」の意味にも使われるようになりました。

 

「壁」と言えば、物質的な壁だけでなく、「目の前の壁を乗り越える」というように「困難、障害」といった比喩的な使い方もありますね。
これは英語でも同じように、中英語期から使われています。

 

wall of prejudice「偏見の壁」
wall of discrimination「差別の壁」
go to the wall「事業に失敗する、負ける」
go up the wall「腹を立てる」
hit the wall「限界に達する」

 

…など、比喩的な「壁」の表現はたくさんあります。

 

よいこのみんなは自分の前にどんな「壁」がありますか?
私は現在 have my back against the wall(壁際にいる→窮地に陥っている)状況におります…