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教室日誌

2026.9.5
カテゴリー: 教室だより

2026.9.5 #158 “ready”

2026.9.5 #158 “ready”

急に秋になってしまい、とても寒い朝でした。Tシャツで来た子どもたちが「寒い…」と言うほど。ところが、昼過ぎからは急にまた暑くなり、エアコンを入れました。身体がついていきましぇん。

 

『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第158回は “ready” 「用意ができた」です。

 

古英語期から見られる英語本来語です。
古英語 ræde(準備が整った)に接尾辞 -y がついてできたか、または ġerǣde(準備が整った)の接頭辞 ġe- がとれて、語尾の母音が /e/ から /i/ に変化したものか、と考えられています。  中英語では redi とシンプルになっています。もとは「旅の準備ができた」の意味でした。

 

印欧祖語の *reidh-(乗る)に基づいています。/dh/ → /d/ の音の変化は「グリムの法則」で説明できます。
この語根に基づく他の語には ride(乗る)、road(道)、raid(襲撃)などがあります。

 

「今にも旅に乗り出そうとしている」の意味から「(気持ち的にも物理的にも)準備ができている」の意味となりました。現在では「準備ができた」以外に「喜んで…する」「…しがちである」などの意味でも使われますし、動詞「用意する、準備する」副詞「前もって、あらかじめ」名詞「準備完了状態、すぐに使える現金」の用法もあるようです。(知りませんでした…)

 

ちなみに ready の副詞形 readily は、13世紀頃 redi に副詞を作る接尾辞がついて redili 「容易に、快く」としてできました。「準備ができた」の意味と少し異なりますのて注意!

 

子どもたちとは
“Are you ready?”
“Ready.”
と日々対話をしていますので、身近な語ですね。

 

また、体育の時間での上記イラストの場面では
“Ready, set, go.” または
“On your mark(s), get set, go.”
のように言われます。