2026.10.5 #188 “December”
週明けの月曜日、ハロウィンの学習発表会まであと2週間と迫ってきているのに、まったくスピーチを覚えていなかった数名に喝を入れました。
『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第188回は “December” 「12月」です。
古英語後期に古フランス語 décembre, ラテン語December(10番目の月)より入ってきました。January でも触れましたが、紀元前7〜8世紀には1月・2月は存在せずに、1年は農作業が始まる3月から始まっていたため、December は「10番目の月」だったわけです。
December が入ってくる前、英語本来語では Ærra Iula (se ǣrra ġeōla) [= the earlier Yule クリスマスの前] のように呼ばれていました。
ラテン語 December は印欧祖語の *dekm-(10) に基づいています。英語本来語では ten (10)、 –teen,、teenager(ティーンエイジャー)、(/d/ → /t/ の音の変化は「グリムの法則」で説明できます)、hundred (100=10という数が集まってできたもの)、ラテン語由来では cent(セント)、centi- (100分の1)、century(世紀、100年間)、 deci-(10分の1)、decimal(10進法の、小数)、 dozen(ダース、12個)、 percent(パーセント、百分率)、ギリシア語由来では deca-(10倍)、decade(10年)など、10や100に関連する語がたくさんあります。
