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教室日誌一覧

2026.6.5
カテゴリー: 教室だより

2026.6.5 #66 “rain”

2026.6.5 #66 “rain”

スッキリしない天気が続いております。西の方から梅雨入りしているようですが、この辺りもそろそろでしょうか…。

 

小諸相生町教室に新しい仲間が増えました!初回の授業は少々大変だったようですが、これから一緒に楽しく頑張っていきましょう♪まずは英語を好きになってもらえるよう、私も頑張りまーす!*(^o^)/*

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第66回は “rain”「雨」「雨が降る」です。

 

古英語の頃から見られる英語本来語です。
印欧祖語の *reg-(湿った)に基づいており、「湿り気を与えるもの」→「雨」となりました。
古英語期の綴りと発音は ræɡn /rǽɡn/ でした。次第に綴りと音が変化し、reġn /rǽjn/ 、さらに rēn /rɛ́ːn/ となりました。

 

/g/ の音が /j/ と変化したものには、他にも
if: 古英語 gif /gif/ → /jif/
day: 古英語 dæg /dæg/ → /dæj/
が挙げられます。

 

名詞「雨」だけでなく、動詞としての「雨が降る」も古英語期から使われていました。ただ現在のように It を主語とした It rains. のような文は中英語期からで、古英語の頃は God, Sky, Clouds, Rain が主語として使われていたようですよ。何者かが雨を降らしているという考え方がおもしろいですね。

 

rain の同音異義語に rein, reign があります。
rein「(馬の)手綱」は中英語期にフランス語、ラテン語から入っており、 retain「保持する」の意味です。reindeer「トナカイ」にも rein がついていますが、こちらは古ノルド語からきた「角のある動物(鹿)」の意味。

 

reigh「統治、治世」も中英語期にフランス語、ラテン語からきています。
こちらは rule「治める」と同じ語源です。

2026.6.4
カテゴリー: 教室だより

2026.6.4 #65 “quiet / quietly”

2026.6.4 #65 “quiet / quietly”

台風は過ぎ去りましたが、今日は一日中曇りで寒かったです。気温差のせいか、語源学習のせいか、頭が痛い…。

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第65回は “quiet / quietly” 「静かな、静かに」です。

 

今から600年くらい前の中英語期にフランス語 quiet、ラテン語 quiētus (穏やかな)より入ってきました。印欧祖語の *kʷeiə- (休む、静まる)に基づいています。 quietly は quiet の語尾に副詞を作る -ly がついてできた語です。

 

この印欧祖語 *kʷeiə- (休む、静まる)からきている語として、他にもquit 「やめる」coy 「恥ずかしそうな」があり、これらは「三重語」の関係になるようです!

 

また、綴りがとても間違えやすい quite 「まったく、完全に」があります。
『ジーニアス英和辞典』第6版の quiet の項には「quite と同語源」と記されており、びっくり!
『英語語源辞典』を参照すると、quit「やめる」 は(免れて、自由で)の意味で、ラテン語 quiētus よりきており、中英語期の綴りは quite, quīt でしたが、quite との関連性は見られません。どっちなんでしょう?
静かにもう少し勉強してみます…。

2026.6.3
カテゴリー: 教室だより

2026.6.3 #64 “pair”

2026.6.3 #64 “pair”

台風6号が列島を吹き荒れました。幸いこの辺りでは明け方がいちばん激しかったため、レッスンへの影響はありませんでした。皆さまお住まいの地域はいかがでしたでしょうか。

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第64回は “pair”「1組、1対、ペア」「ペアにする」です。
イラスト左の男の子が持っているエースのスペードはなぜかになっていますが、お気になさらず…(^_^;)

 

今から700年くらい前の中英語期にフランス語から入ってきました。
フランス語の paire、ラテン語の paria は「同等のもの」の意味で、これは印欧祖語の *perə-(割り当てる)に基づいています。「等しく割り当てられたもの」の意味ですね。

 

*perə- に由来する語は、他にも part(一部)、peer(仲間、対等者)、par(ゴルフのパー)があります。

 

もともとは名詞の働きでしたが、16世紀ころから動詞「ペアにする」としても使われるようになりました。「品詞転換」されたもので、#60,#61でやった “land” や “mail” もそうでしたね。

 

pair の同音異義語に pare 「皮をむく」、pear「洋ナシ」もありますね。
pare も同じ13世紀頃にフランス語 parer(準備する、剪定する、皮をむく)、ラテン語の parāre からきており、prepare(準備する)も同じ parāre に由来しています!*(^o^)/*

 

pear は古英語の頃から見られますが、かなり昔にラテン語 pirum (西洋ナシ)から入ってきたようです。なんだか plum(プラム)にも似ていますが、plum は prūnum と、別のラテン語に由来し、 prune(プルーン)と二重語(語源が同じ!)だそう。
ややこしや(^_^;)