今日もいろいろあった1日でした。
小学校1〜2年クラスでのこと。an action figure の単語が登場しますが、だいたいどのクラスでも an action figure ではなく誰かしか「アクション仮面」とリピートする!なんだそれ?
聞くところによると「クレヨンしんちゃん」に登場するキャラクターらしいのだが、「仮面」は日本語でしょー!!
そのクラスの女の子から、私の身体を労る優しいお手紙を頂戴しました。ありがとう〜(//∇//)
「小学生と学ぶ英語の語源」第67回は “salad”「サラダ」です。
今から600年くらい前の中英語期にフランス語 salade から入ってきた語です。これはラテン語の sāl(塩)からきており、 salāta(塩で味付けされた)とも関連しています。
16世紀から19世紀の間には sallet という形も使われたようですが、現在は salade の e が脱落した salad の綴りとなっていますね。
日本語で「サラダ」と言うため、/sǽləd/ と正しく発音できるよいこは少ないです。ほとんどの子がカタカナ発音の「サラダ」なので発音注意!
おまけにサラダを食べない子は、さらに要注意です!
印欧祖語 *sal-(塩)に基づき、塩関連の語に見られる他の語には、
salt(塩)←あたりまえか、salami(サラミ)、sauce(ソース)、salary(給与)などがあります。
salt, salami, sauce には塩気が含まれていますので、簡単に想像できますが、salary はなぜ塩と関係があるのでしょう?
『英語語源ハンドブック』には、古代ローマの兵士の給料のことを argentum salarium(塩のための銀貨)と呼んでいたことに由来すると書かれています。当時の給料は塩を買うためだったのでしょうか。我が国の戦国武将上杉謙信も敵の武田信玄に塩を送ったくらいですから、食品の保存や調味料として欠かせない塩は貴重だったのですね。
スッキリしない天気が続いております。西の方から梅雨入りしているようですが、この辺りもそろそろでしょうか…。
小諸相生町教室に新しい仲間が増えました!初回の授業は少々大変だったようですが、これから一緒に楽しく頑張っていきましょう♪まずは英語を好きになってもらえるよう、私も頑張りまーす!*(^o^)/*
「小学生と学ぶ英語の語源」第66回は “rain”「雨」「雨が降る」です。
古英語の頃から見られる英語本来語です。
印欧祖語の *reg-(湿った)に基づいており、「湿り気を与えるもの」→「雨」となりました。
古英語期の綴りと発音は ræɡn /rǽɡn/ でした。次第に綴りと音が変化し、reġn /rǽjn/ 、さらに rēn /rɛ́ːn/ となりました。
/g/ の音が /j/ と変化したものには、他にも
if: 古英語 gif /gif/ → /jif/
day: 古英語 dæg /dæg/ → /dæj/
が挙げられます。
名詞「雨」だけでなく、動詞としての「雨が降る」も古英語期から使われていました。ただ現在のように It を主語とした It rains. のような文は中英語期からで、古英語の頃は God, Sky, Clouds, Rain が主語として使われていたようですよ。何者かが雨を降らしているという考え方がおもしろいですね。
rain の同音異義語に rein, reign があります。
rein「(馬の)手綱」は中英語期にフランス語、ラテン語から入っており、 retain「保持する」の意味です。reindeer「トナカイ」にも rein がついていますが、こちらは古ノルド語からきた「角のある動物(鹿)」の意味。
reigh「統治、治世」も中英語期にフランス語、ラテン語からきています。
こちらは rule「治める」と同じ語源です。
台風は過ぎ去りましたが、今日は一日中曇りで寒かったです。気温差のせいか、語源学習のせいか、頭が痛い…。
「小学生と学ぶ英語の語源」第65回は “quiet / quietly” 「静かな、静かに」です。
今から600年くらい前の中英語期にフランス語 quiet、ラテン語 quiētus (穏やかな)より入ってきました。印欧祖語の *kʷeiə- (休む、静まる)に基づいています。 quietly は quiet の語尾に副詞を作る -ly がついてできた語です。
この印欧祖語 *kʷeiə- (休む、静まる)からきている語として、他にもquit 「やめる」、coy 「恥ずかしそうな」があり、これらは「三重語」の関係になるようです!
また、綴りがとても間違えやすい quite 「まったく、完全に」があります。
『ジーニアス英和辞典』第6版の quiet の項には「quite と同語源」と記されており、びっくり!
『英語語源辞典』を参照すると、quit「やめる」 は(免れて、自由で)の意味で、ラテン語 quiētus よりきており、中英語期の綴りは quite, quīt でしたが、quite との関連性は見られません。どっちなんでしょう?
静かにもう少し勉強してみます…。