本日の小学1〜2年生のクラスにて。
「学校の授業よりもECCの方が楽しい!」
という言葉をいただきました!ありがとう!それはとても嬉しいですが、学校の授業もいっぱい楽しんで、たくさんのことを学んでね。
「小学生と学ぶ英語の語源」第95回も豪華3語立て!
“yesterday / today / tomorrow”「昨日・今日・明日」です。
3語とも古英語期から見られる英語本来語です。
そして、いずれの語も2つの語が組み合わさってできています!
today は古英語では tō dæġ 「当日」で、 to + day (日)
tomorrow は古英語では tō morgenne「朝、午前」で、to + morrow (朝)
yesterday は古英語では ġeostrandæġ 「昨日」で、yester (前の) + day (日)
となっています。
yesterday は古英語期から1語となっていましたが、 today, tomorrow は20世紀の初めまで to day, to-day や to morrow, to-morrow のように別々に書かれていました。
中英語期以降には、 yesterday, today, tomorrow は広い意味で「過去」「現在」「未来」の意味も表すようになっています。
また、yester- は「前の」の意味を表わす連結形として使われ、yester-night(昨夜)、yester-morning(昨日の朝)、yester-year(昨年)のような語もあります。今では last night, yesterday morning, last year が普通ですけどね。
あれ?なんで last morning とは言わないの?
last は「(今から見て)いちばん近い」の意味ですので、last morning はもしかしたら this morning「今朝」かもしれませんよね。ですから yesterday morning「昨日の朝」、yesterday afternoon「昨日の午後」、yesterday evening「昨日の夕方」です。でも夜だけは last night「昨夜」ですね~
今日は疲れました…。
「小学生と学ぶ英語の語源」第94回は “want”「欲しい、欠乏」です。
take に続き、超基本動詞が古ノルド語 vanta(欠けている) から入ってきたものです。文献上では中英語期から見られ、綴りは wante(n) でした。
印欧祖語の *eu-(欠けている)に基づいています。
もともとの意味は「欠乏する」でしたが、15世紀ころから「必要とする」、そして17世紀ころから「欲する、望む」というように変化しました。
名詞としても古ノルド語 vant(欠乏)から、中英語期には wan(n)t 「欠乏、不足、貧乏、必要」の意味で使われました。
印欧祖語の *eu-(欠けている)に基づく語は vain(むなしい)、vacant(空いている)、vacation(休暇)、vacuum(真空、空虚)、waste(無駄)などがあります。いずれも「空っぽ」「むなしい」の意味を表していますね。これらはフランス語またはラテン語からきている語です。
空っぽで足りないから「欲しい」というように意味が変わってきたのは納得ですね~
want to do「~したい」も最初は「~しそこなう」「~しなければならない」の意味だったのが、18世紀ころからは「~したい」になったようです。また、アメリカ英語でよく使われる wanna は、今から100年前くらいから登場しました。言葉はどんどん言いやすいように変化していくのですね。
今日はレッスンはお休み。某大学に講義を受けに行ってきました(^^)
「小学生と学ぶ英語の語源」第93回はてんこ盛り!
“view”「景色、視野、見る」、”interview”「インタビュー、インタビューする」、”video”「ビデオ」です。
名詞 view「見解、景色、視野」は、今から600年くらい前の中英語期に古フランス語 vewe, veue から入ってきました。動詞「見る、みなす」としての意味ができたのは、それから100年後です。
名詞 interview「インタビュー」は、今から500年くらい前の中英語期にやはりフランス語 entrevue (互いに会うこと)からきました。まもなく動詞としても使われるようになりました。
video「ビデオ」は最近ですね。20世紀に入りラテン語の videō (見る)からきていますが、どうやら audio に倣って造られた語のようです。
さて、この3つの単語はいずれも印欧祖語の *weid-(見る)に基づいていますので、同じ語源の仲間ということです。
interview は inter-(相互に)+ view(見る)から「面談、インタビュー」の意味となっていますし、video はラテン語で(私は見る)に由来していますので、すべて「見る」つながりですね。
印欧祖語の *weid-(見る)に由来する語はたくさんありますが、大きく分けると「見る」と「知る」に関連するものに分けられます。
「見る」に関連する語は、review(検討、復習する), vision(視覚、展望), visit(訪れる), survey(調査する), supervise(監督する), evident(明らかな), provide(提供する) などがあります。
一方、「知る」に関連する語は、wit(機知), wise(賢い), wisdom(知恵), advice(助言), guide(導く) などが挙げられます。
さらには history, idea も同じ語源に遡ります!
見た目はぜんぜん違うのに、こんなにたくさんの語が同じ単語に由来しているのはオドロキですね!