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教室日誌一覧

2026.7.24
カテゴリー: 教室だより

2026.7.24 #115 “university/ college”

2026.7.24 #115 “university/ college”

夏休みに入った子どもたち。あくびが増えたぞ〜〜!

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第115回は “university / college” 「大学」です。

 

university, college とも14世紀にフランス語から入ってきました。

 

university は今さら700年くらい前の中英語期にフランス語 université からきています。これはラテン語の ūniversitās (教師と学生が一体となった教育機関)に由来しています。
uni- は unique でも登場した「ひとつ」の意味で、-vers- は verse「詩行」と語源が同じ「回転する、〜になる」が合わさってできた「ひとつにまとまったもの、全体」の意味です。よって universe「宇宙」とも同じ語源です!

 

一方の college は、 university よりも90年くらい遅れて、同じフランス語の collège より入ってきました。こちらも元はラテン語 collēgium (同僚、仲間の集まり)に由来しています。 ですから colleague「同僚」とも同じ語源です!

 

現在、university は「4年制の総合大学」、college は「単科大学、総合大学の学部、短期大学、専門学校」を指します。イギリスの Oxford や Cambridge では学寮・学友が集まって University を作っていますので、university の中にある小さいグループを表わすのが college というイメージですね。

 

イギリスでは「私は大学生です」は “I’m at university.” と言いますが、アメリカ英語では、university に行っていても「私は大学生です」と言うときは
“I go to college.” とか “I’m a college student.” と言う方が一般的です。

2026.7.23
カテゴリー: 教室だより

2026.7.23 #114 “taste”

2026.7.23 #114 “taste”

今日明日が終業式で夏休みに入る学校が多いようです。この暑さで「眠い」「疲れた」と言う子も多いですが、教室に来れば皆しっかりやってくれていますよ。

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第114回は “taste” 「味がする、味、好み」です。

 

今から700年くらい前の中英語期に古フランス語から入ってきた語です。
動詞は 古フランス語のtaster(触れて試してみる)、名詞はそこから tast(触れること)となり、英語に入ってきました。意味は次第に「味見(をする)」、「味覚、味わう」と変化しました。今では味覚に関してだけでなく、ファッション、音楽などにおける「嗜好、好み、センス」といった意味でも使われています。

 

中英語での綴りは動詞 taste、名詞 tast(e)で、発音は /taːst/ でしたが、「大母音推移」によって /tɛːst/ → /teːst/ → /teist/ と現在の発音になりました。

 

私たちの舌(tongue)にある味蕾(taste buds)で感じる味覚はどのようなものがあるのでしょう?
以下が基本味(Basic tastes)と呼ばれるものです。

 

甘味(sweetness)

塩味(saltiness)

酸味(sourness)

苦味(bitterness)

うま味(umami)

 

umami は、日本の池田菊苗博士によって1907年に発見され、基本味に追加されました。日本語から英語に入った語のひとつですね。でも他の4つの味はすべて英語本来語です。

 

ちなみに「うま味」は昆布、鰹節、椎茸などに含まれる成分です。他に「辛味」や「渋味」などは味蕾で受ける「味」ではなく、痛みや熱さなどの「刺激」であるため、基本味には入らないのだそうです。

いろいろなものをバランスよく味わいましょうね!

2026.7.22
カテゴリー: 教室だより

2026.7.22 #113 “same”

2026.7.22 #113 “same”

今日も暑かった!

 

中学生が「ホームワークブックを忘れた」とのこと。理由は「学校で in job して、そのまま置いてきた」らしい。

 

In job? なんだそりゃ。…あ、「内職」か!笑

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第113回は “same” 「同じ」です。

 

今から800年くらい前の中英語期に古ノルド語 sami から入ってきました。印欧祖語の *sem-(1)に基づいています。(1)の意味から「同一」「同じ」という意味になったと考えられています。英語では中英語期から綴りも same で意味も「同じ」で変わらずです。

 

印欧祖語 *sem-(1)に基づく語はラテン語由来の語で
simultaneous(同時の)
assimilate(同化する)
similar(似ている)
resemble(似ている)
assemble(集まる)
ensemble(アンサンブル)
simple(単純な)
など、たくさんあります。

 

さらに古ノルド語から入ってきた
seem(~のように見える)
や、英語本来語である
some(いくつかの)
も語源は同じです!