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教室日誌

2026.6.12
カテゴリー: 教室だより

2026.6.12 #73 “abroad”

2026.6.12 #73 “abroad”

「小学生と学ぶ英語の語源」第73回は “abroad” 「外国に、海外へ」です。

 

今から700年くらい前の中英語期から見られる英語本来語です。
古英語で brād → 中英語 brōde となった形容詞 broad(幅の広い)の前に on がついた on broad の on が弱まって abroad となりました。ですから、最初は「広いところへ、あちこちに」の意味でした。

 

次第に「家から遠く離れて」という意味が出てくるようになり、特にその中でも「外国で、外国に」という意味で使われるようになりました。このように語の意味が時が経つにつれて、限られた特別なものを表わすようになることを「意味の特殊化」と言います!

 

abroad だけでなく on が弱まって a- となったものには、以下のような語があります。
ahead(前方に) = on (a) head
alive(生きている)= on life
away(離れて) = on way

 

また、abroad と同じ「外国に、海外へ」を表わす語に overseas がありますね。こちらも古英語期からある英語本来語の over(~の上に、~を越えて)+ sea(海)からできていますが、語尾の -s は16世紀以降についたもので、中英語期では oversea(海外の)という形容詞だけで使われていました。

 

現在は廃刊になってしまいましたが、以前リクルート社より海外旅行の情報雑誌「エイビーロード (AB-ROAD)」というのが発行されていました。
そのためか、私はずっと abroad は ab-(離れて)+ road(道)からできた単語とばかり思っておりました(暴露)
未だに綴りは「エイビーロード」と言いながら書いてしまいます笑
よいこのみんなは、ちゃんと覚えてね~