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教室日誌

2026.6.17
カテゴリー: 教室だより

2026.6.17 #78 “fair”

2026.6.17 #78 “fair”

水曜日クラスは2週間ぶりでした。幼児クラスさんは相変わらず元気いっぱい!中学生クラスも負けないくらい元気いっぱいです。君たち、元気なのはいいけど、人の話はちゃんと聞きましょう…。

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第78回は “fair”「公平な、適正な」です。

 

古英語から見られる英語本来語です。
古英語の綴りは fæġer 「美しい」という意味で、印欧祖語の *pek-(美しくする)に基づいています。そこから「色白の、金髪の」「晴れた、天気の良い」という意味も出てきています。

 

また古英語期から見た目の美しさに限らず、道徳的にも「善い、欠点のない、汚れのない」という意味を含んでいたため、中英語期には現在の「公平な、適正な」という意味となりました。

 

やはり、見た目の美しさだけでなく、本質的に善く、公平であることが大切ですよね。上のイラストの天秤を持った女性も、見た目に惑わされることなく、公平であるべきことを表わしています。(だから目隠ししてる!)

 

野球用語で「フェア」(ファウルラインの内側に打たれた球、ヒットとなる)は、英語では fair ball と言います。この fair「美しい、適正な」です!
反対の「ファウル」(ファウルラインの外側に打たれた球、ストライクのカウントとなる)は、foul ball と言います。foul は「汚い、不正な」の意味で、fair の反対の意味になります。

 

fair には別の意味の語もありますね。「フェア、見本市、博覧会」です。
こちらは別語源で、13世紀にフランス語 foire(祭り)から入ってきました。ラテン語の feria(祝日)に由来します。

 

もうひとつ。発音が同じで綴りが異なる fare「運賃」です。
意外にも、古英語期からある英語本来語なんですね!古英語では fær の綴りで「旅、道、出来事」または動詞で「旅をする」の意味でした。現在の「運賃」の意味がでてきたのは15世紀以降です。

 

たくさんの「フェア」に惑わされぬよう…