2026.6.18 #79 “gather / together”
今日も2週間ぶりに会えた生徒たちでした。それなのに、中学生クラスが終わるときには、警報級の土砂降りで大変でした。悪天候の中、ホントにありがとうございました。
「小学生と学ぶ英語の語源」第79回は “gather / together” 「集める、集まる」「一緒に」です。
「なんでこの2つの単語がいっしょに??」って感じますか?
どちらの語も古英語期から見られる英語本来語です。
gather は古英語では gad(e)rian (集める)で、印欧祖語の *ghedh- (結合する)に基づいています。
/gh/ → /g/, /dh/ → /d/ の音の変化は「グリムの法則」に当てはまります。
together も gather と同じ語からできており、古英語では togædere の綴りで、 to + gædere (gather: 一緒に) でできた語です。どちらも「一緒になる」の意味が感じられますね。
語中の d /d/ であった文字と音が現在では th /ð/ に変わっていますが、これは16世紀以降に起こったものです。他にも father, mother, weather などが /d/ → /ð/ に変化しています。fæder → father, mōdor → mother, weder → weather のような具合です。
反対に spider(クモ)、murder(殺人)などは th /ð/ → d /d/ と逆の音の変化が起こったようです。spither → spider, murther → murder と変わりました。おもしろいですね~。
gather は「(散らばっているものをひとつに)集める」という意味で使われる一般的な語ですが、get together という表現もあります。ややくだけた感じです。それに gather together なんて言い方もするようですよ!
