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教室日誌

2026.7.18
カテゴリー: 教室だより

2026.7.18 #109 “necessary”

2026.7.18 #109 “necessary”

高校生から「明日TEAP受けてきます!」との報告がありました。エライね〜。頑張ってるね〜。

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第109回は “necessary” 「必要な」です。

 

今から600年くらい前の中英語期に古フランス語 nécessaire から入ってきました。これはラテン語の necesse (必要とする) に基づいており、 ne- (〜ではない)+ *cessis (撤収、引き上げること) が合わさってできています。

 

後半の *cessis は印欧祖語の *ked-(行く、譲る)に基づいており、上の語の成り立ちからもわかるように、「譲れない」が元の意味で、そこから「必要不可欠な」となりました。

 

印欧祖語の *ked-(行く、譲る)の「行く」に基づく単語には以下のような語があります。
precede(先に立つ)= pre-(前に)+ cede(行く)
procede(前進する)= pro-(前へ)+ cede(行く)
antecede(先行する)= ante-(前)+ cede(行く)
intercede(間に入る)= inter-(間)+ cede(行く)
exceed(上回る)= ex-(超えて)+ cede(行く)
decease(死亡する)= de-(悪化)+ cease(終わる)
succeed(成功する)= suc-(後に)+ ceed(続く)

 

すべてラテン語由来の単語です。
よいこのみんなにはちょっと難しい単語なので参考までに。

 

名詞の necessity「必要、必要性」も同じ頃に古フランス語 nécessité から入り、ラテン語の necessitātem から来ていますが、動詞の need 「必要とする」は英語の本来語なのです!
need については、次回の “n” の項目で!