2026.9.26 #179 “pass”
来月のハロウィン学習発表会に向けて、本格的に練習を始めています。小学1〜2年生は、今年も自己紹介を16文覚えます。
2年生はさすがにスラスラ言えるようになっていますが、年齢と学年がアップデートできておらず、昨年覚えたままの子もいます(^^;)でもそれって、昨年覚えたものをずっと忘れずにいるってことですよね⁉︎ すごいな〜!
『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第179回は “pass” 「通り過ぎる、時間が経つ、手渡す、試験に受かる、消える」です。
今から800年くらい前の13世紀にフランス語 passer より入ってきました。当初より「通過する、時間が経つ、終わる、死ぬ」のさまざまな意味がありました。さらに「言葉が交わされる、試験に合格する、通用する、手渡す」の意味も出てきています。ラテン語の passus(階段、一歩)に基づいており、pace「歩調、速さ」も同じ語源の語になります。
過去形、過去分詞形は passed と past の2つの形がありましたが、 passed が定着しました。
一方、past は前置詞として(このように品詞が変わって使われることを「品詞転換」と言います)「…を過ぎて」、形容詞「過ぎた、過去の」、名詞「過去」として使われるようになりました。
また pass 「通過、通行券、合格、(ボールの)パス」の名詞もフランス語 pas から入ってきており、16世紀頃から見られますが、動詞から品詞転換した部分もあるようです。
pass と関連する語にやはりフランス語から入ってきたpassage (通路、文章の一節)、passenger(通行する人→乗客)があります。
passage – passenger
これと似ているのが他にも
message (メッセージ) – messenger
massage (マッサージ) – massager
と並べてみました。間違えやすいですね(^^;)
