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教室日誌一覧

2026.5.13
カテゴリー: 教室だより

2026.5.13 #43 “safe / save”

2026.5.13 #43 “safe / save”

4/29, 5/6と連休が続いたため、水曜日クラスは3週間ぶりのレッスンとなりました。

 

最初の幼児クラスさん。「えいご、たのしみでずっとまっていたよー」と嬉しい一言(^^)/「でもね、せんせいのなまえ、わすれちゃった〜」

 

どっひゃー(ToT) ヘレンだよ〜(泣)

 

なんやかんやで大騒ぎ、大盛り上がりの幼児クラスの終わりに、保護者さまよりプレゼントをいただきました。な、なんと!宇宙飛行士の油井亀美也さんのサインです!

 

わーい♪ 油井さん、ありがとうございます教室に飾ってみんなに自慢します!笑

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第43回は “safe / save” 「安全な」「金庫」「救う」「蓄える」です。

 

形容詞 safe は13世紀にラテン語 salvum がフランス語を経由して入ってきました。綴りは sauf で、最初は「(罪から)救われた」の意味でしたが、次第に「安全な」の意味になりました。

 

動詞 save も同じ頃、ラテン語 salvus が動詞化した salvare がやはりフランス語を経由して入りました。綴りは sa(u)ven, salven で、当初から「救う」の意味でした。

 

また、名詞としての safe「金庫」は、15世紀に動詞 save 「安全に守る、保護する」が名詞「金庫」として使われるようになりましたが、17世紀に入ると動詞ではなく形容詞の safe が「金庫」の意味を含むようになりました。

 

どちらも印欧祖語の *sol- (完全な)に基づき、「被害を受けていない」「安全な」の意味がでてきました。また動詞は「(完全・安全な状態で)保存する」「(安全な状態に保つ → 危害などから)救う」という意味になりました。

*sol- からできた他の単語には、salvation(救済)、saviour(救世主)、salute(敬礼する)、salutation(挨拶)などがあります。

2026.5.12
カテゴリー: 教室だより

2026.5.12 #42 “radio”

2026.5.12 #42 “radio”

今日は相生町教室でのレッスンでしたが、ハプニングが発生しました!

 

夕方18:20頃、生徒さんが来るのを待っていたら、急に電気が消えて真っ暗に。会場の問題だと思い、慌てて外に出てみると、ご近所の方々も一斉に通りに出ていました。気づくと辺りはどこも電気が消えているではありませんか!信号機も消えていたため、交差点では警察官が出て交通整理をしていました。

 

「レッスンどうしよう‼︎」と考えていたところに生徒さんが到着。復旧を待つか、別の日に振り替えるか、と悩んでいたところで、ようやく電気がつきました!

 

後でわかったことですが、長野県下で15万戸ほどが一時停電となったようです。 15〜20分の停電だったと思いますが、日没後でなく、まだほんの少し明るかったため助かりました。

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第42回は “radio” 「ラジオ」です。

 

これまでみてきた単語とは違い、かなり新しい単語ですね。初出が19世紀後半のradiotelegraphy(無線電信)の後ろが省略された語です。radio 「ラジオ」の意味で使われるようになったのは20世紀に入ってからです。

 

ラテン語 radius (光線、光」に由来しています。連結形 radio- (無線、電波)で、radioactive (放射性の)、radiodiagnosis (放射性診断)などの用語ができています。

 

radiotelegraphy → radio のように、省略された形で使われるようになった日常語は他にもありますね。

 

telephone → phone (電話)
television → TV (テレビ)
refrigerator → fridge (冷蔵庫)
wireless fidelity → Wi-Fi (ワイファイ)
cellular phone → cell phone (携帯電話)

 

最近は、ラジオそのものはほぼ姿を消し、ラジオ放送をスマホで聴くようになりました。また長年お世話になったNHKのラジオ第2放送が2026年3月末で終了したり、AM局からFM局への移行など、ラジオ界隈では転換期を迎えているような気がします。電波で聴くのではなく、スマホで好きなときに聴くことができるようになってきたのは便利な世の中になったものです。

2026.5.11
カテゴリー: 教室だより

2026.5.11 #41 “quickly”

2026.5.11 #41 “quickly”

教室の中が一気に夏になりました(^^;)  つい最近まで暖房を入れていたのに、今日は換気用のファンを回して暑さを和らげました。体調不良による欠席、早退が本日も2名おりました。

 

「小学生と学ぶ英語の語源」第41回は “quickly” 「すばやく」です。
形容詞の quick と併せてみてみましょう。

 

quick 「すばやい」は約1000年くらい前の古英語から見られる本来語です。綴りを見ると英語本来語とは意外な感じがしますよね。古英語では cwic(u) のように綴られていたのですが、中英語以降はフランス語の影響を受けて cw- は qu- のように綴るようになりました。だからフランス語っぽいのですね〜。

 

この語は印欧祖語の *gʷei(ə)-(生きている)に基づいていますが、はて、これなんて読んだらいいのでしょ?
…と思っていたら、さすが『英語語源ハンドブック』にはちゃんと解説がありました。文字通り(グェイ)のようで良いのでしょうか。そして /gw/ は「グリムの法則」によって後に /kw/ と変わるのですね。

 

ところで *gʷei(ə)-「生きている」からできた quick も、もとは「生きている」の意味でした。そこから「生き生きとした」「活気に満ちた」という意味になり、動きの速さだけが強調されて「すばやい」の意味になりました。どうやら活気はなくなってしまったようです笑

 

しかし「生き生きとした」の意味が quicksand(流砂)、quicksilver(水銀)(←液体でコロコロ形を変えて、他の金属とくっついて別の金属に変身するやつ。昔の体温計に入ってた) などにはまだ残っている感じがしますね。

 

さらに印欧祖語 *gʷei(ə)- に由来する語は、ラテン語 vivere(生きる)より revive(生き返る)、survive(生き残る)、vivid(生き生きとした)などがあります。

 

表題の “quickly” 「すばやく」は、quick に副詞を作る語尾の -ly がついた語で、こちらも古英語期よりありました。意味はやはり「生き生きと」から「すばやく」に変わり、今では残念ながら「生き生きと」した意味は見られないですね〜