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(右が私の著書『フォスターの音楽』)
ECCジュニア緑区清水山教室のくりながみなこです。台湾人の友人が、名駅にあるセントラルタワーズのディンタイフォン(鼎泰豐)に連れていってくれました。台湾発の世界的に有名な小龍包の名店で、普通の小龍包の他にトリュフ、マンゴー、チョコレート、紫芋など色々な小籠包が頂けてとても美味しく大満足でした♪
ところで私、随分前に近代文藝社から『フォスターの音楽 〜アメリカ文化と日本文化〜 』を出版しています。ISBNコードがついているので国会図書館に恒久的に保存されています。当時はISME(International Society for Music Education)国際音楽教育学会の第21回フロリダ大会で研究発表もしました。応募総数約500通の中から約80名が選ばれ、その中でも日本人は数名だったと記憶しています。大学教授を差し置いて私の論文が選ばれるなんて、コネのない実力の世界に魅力を感じました。
研究発表のタイトルは “Transition and Transformation of Stephen Collin’s Foster’s Music into Japanese Culture” 『スティーブン・コリンズ・フォスター音楽の日本文化への受容と変遷』で、全て英語で30分の発表をしました。今思うと本当によくやったな、と思います。一人でフロリダ州タンパまで行って着物を着てピアノもちらっと弾いて外国人の前で発表をしたのですから。
そんな私の元へ一本の電話がありました。私の本をモチーフに小説を書いた方が、その小説をぜひ私に送りたいとの事。一瞬間違い電話ではないかと思いました。それ程自分の著書の存在をすっかり忘れていたのです。オール讀物新人賞等沢山の賞を受賞されている作家の出崎哲弥さんと言う名前を告げられました。
お手紙には、私の本のP38「メーソンは、フォスターゆかりの地を教師として訪れている。……メーソンもきっと、どこかの町でミンストレル・ショーを楽しみ、フォスターの歌を歌ったに違いない。」から肝となる示唆を頂戴した、と書かれていました。同封されていた「十字路(上)」と題された小説は、あ〜私が書きたかった!と言う内容で面白そうでした。私に小説を書くことは無理なので、愛するフォスターを題材に書いて頂いて本当にうれしいです。こちらは北國新聞社発行の『北國文華』冬号に掲載されていて「十字路(下)」は3月の春号に掲載されるそうです。
人生何があるか分かりません。音大卒で大学院まで行ったのに、今では英語を教えています。音楽と言えば、バイリンガル教会のワーシップチームでボーカルをさせてもらっています。夫と長男はギターを弾きます。次男は音大を卒業し音楽隊でプロとしてクラリネットを吹いています。家族でバンドをすることもあります。教会では通訳者としても使ってもらい、キッズチャーチで子供達にも関わらせてもらっています。雑多に生きています。流行りの多様性かな。全てが中途半端な気がするけど、好きな事全てを満喫出来て我が人生、満足して歩んでいます。
“He hath made every thing beautiful in his time.”
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。(伝道者の書3:11)
☆清水山教室講師の日常インスタ更新中!
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