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中学3年英語クラス♪
(VOICES 中3生ECCの教本)
名古屋市緑区有松 桶狭間 南陵学区にあるECCジュニア緑区清水山教室の栗永皆子です。子供の頃10月はお祭りがあり餅投がありました。夏の暑さが去り長袖シャツでちょうどいい気候でした。長男が生まれた時は10月なのに暖かいなと思いました。そして今では10月なのに30度を超える日が幾日もあります。この地球温暖化でオーストラリア東部のアオウミガメ幼体の99%がメス化しているそうです。こうした事態を防ぐために私達は何ができるでしょうか♪
中学1年〜3年生のスーパー英語クラスでは今年からVOICESという教本が加わりました。
ボイシズはさまざまな題材について考え、意見交換をし、自分自身の考えや意見を発表するという過程で「思考力・判断力・表現力」を養成するための教本です。クラスメートとの意見交換を通じて、多角的な物の見方を学んだり、自分の考えや意見の発表のために、どのように筋道を立て、どのような表現を使うのかなど、英語での論理展開や発表の仕方を学びます。また、考えた内容をその場でスピーチとして発表することで即興性を養成します。さらに、クラスメートのスピーチに対して質問したり、コメントしたりする練習を通しても即興性を養います。(Teacher’s Bookより抜粋)
ちょうど冒頭で私が書いたように「地球温暖化を防ぐために私達は何かできるでしょうか」というような質問が今回中学3年生の2学期英語中間テストで出されていました。「お弁当か給食かどちらを好むかの賛成反対意見とその理由も述べなさい」というような問題も出されていました。ちなみに平均点は45点付近だそうです。
ECCジュニアの中学スーパー英語クラスのVOICESも中1〜中3まで、前者の「自由回答タイプ」と後者の「賛成・反対タイプ」のレッスンを交互に行っています。日本の中学生は日本語でも社会問題について考えたり賛成反対など自分の意見を述べる事に慣れていません。それなのにそれを英語でやるのは本当に大変な事だと思います。
先日の中学3年生クラスは「税金」についてでした。自由回答タイプです。第一回目のレッスンではまずは色々な国の面白い税金について学び、次にドイツで犬にかけられた税金についての長文を聞き以下の英語の質問に答えました。ここでは日本語に訳して記します。
1.その男はなぜ自分の犬を羊だと偽ったのですか。
2.犬に対する税金は人々に何を促しますか。
その後英語で意見交換です。
・ドイツの犬に対する税金はよい考えだと思いますか。
・日本の政府は税収入をどんなことに使うべきだと思いますか。
第二回目のレッスンでは
まずは先週聞いた長文を今度はリーディングとして一人ずつ又はクラスメートとペアを組んで音読をしました。その後、
「あなたは政治家だと想像してください。新しい税を導入したければ、何に課税しますか。」
について自分の意見を英語で書き理由も述べてそれを My Opinion として発表しました。今回は日本語でも税金について正しく理解ができていない感じがしたので、私の方で模範回答を与えて文章を完成させました。
このレッスンで大切なのは教室で習った事を家で何度も繰り返して深く自分に落とし込む事です。教室で表面をなぞりなんとなく分かった気になって済ませてしまう子がほとんどです。他にも勉強しなければいけない教科がたくさんあるので英語に時間をかけられないのは分かりますが、深く落とし込む事を続けていけば学校の英語の試験ももっと楽になります。中学生の皆さん英語の勉強をさらにがんばりましょう♪
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