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国語音読のススメ♪
(教室庭の花ペチュニア♪)
名古屋市緑区有松 桶狭間 南陵学区にあるECCジュニア清水山教室の栗永皆子です。子供達の夏休みも終盤に入ってきました。学校の宿題は終わっていますか。最後の一週間は思いっきり遊べるように新学期の準備をしておきましょう♪
少し前の中日新聞で『コロナ下の音読』と言う記事を読みました。新型コロナウイルス禍で続くマスク生活は学校の音読にも影響を与えていて、国語で音読をする際の児童の声が聞こえづらくなっているそうです。
児童はこの一年以上様々な場面で大声を控えるように言われ続けており教師が指示しなくても控えめな声で音読。さらにマスクで覆われているため周りからはより聞こえづらいそうです。マスクの中でも意識的に大きな口を開けて遠くまで届いて相手に伝わる通る声で発声しましょうと助言されていました。
そして国語の音読は「日本語理解や脳トレ効果」があるそうです。文脈の理解には黙読が適していますがそれは音読をしてみないと分からない。音読が上手にできれば文脈も理解できていると言う事です。これは英語にも当てはまります。だからリーディングブックの繰り返しの音読が非常に大切なのです。
音読は文字を読みながら発声と耳で聞くことを伴うため、脳が活性化し黙読より広範囲の大脳の領域が働くそうです。脳科学的にも音読は「脳のトレーニング」に良いそうです。そして嬉しいことに日本語よりも英語のほうがさらに効果があるそうです。
日本語の音読でも十分に効果はありますが英語の音読の方がさらに前頭前野のブローカ野がより活発に働くのだそう。ブローカ野とは言語処理や言語を発する時に働く部位の事。日本語と文法体系が違う文章を音読することでより活発に活動すると考えられています。国語も英語も大きな声で意味を噛みしめながら音読をしていきましょう♪
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