- すべて(241)
- 2024年度
- 2023年度
- 2022年度
- 2021年度
- 2020年度
- 2019年度
- 2018年度
英語大好きな生徒さん♪
(きゅうりの花♪)
名古屋市緑区有松 桶狭間 南陵小学区にあるECCジュニア緑区清水山教室の栗永皆子です。6月14日に東海地方は梅雨入りしたそうですね。平年より8日遅く昨年より1日遅い梅雨入りだったようです。It’s raining cats and dogs.(雨、どしゃ降りだね〜)の英語表現が好きな私です♪
今日は英語が大好きなある生徒さんのお話です。
こちらの生徒さん、小学1年生の時に他教室からECC清水山教室へ移って来られました。私のアドバイスは宿題プリントの表面上部のCD、DVD欄をすべて毎日3回ずつ聞いて話すこと。それに加えてリーディングブックのダイヤリー上部も毎日3回ずつ練習してCDの真似をして音読することでした。
お母さんはこの話を聞いて衝撃を受けたようです。前の教室ではそんなアドバイスをもらわなかったと。ECC清水山教室では、幼児さんにも同じアドバイスをしています。これは私の指導経験から言える「英語学習が成功するかしないかは幼少期からの継続したインプットとアウトプットによる」という考え方から来るものです。
ダイエットをしたいならタンパク質は摂るけど甘いものや高カロリーのものを摂らない、筋肉をつけたいなら毎日筋トレをする、ピアノを弾けるようになりたいなら毎日練習をする、美しい花を咲かせたいなら水やり、草取り、肥料をやる、そうした類のものと同じです。ただこれらのことを毎日継続してやるのは「面倒臭い」それだけです。習慣としてしまえば何ともないのです。歯磨きやお風呂に入ることと一緒です。
さて、こちらのお母さんがしたことは「通学班に遅れてもいいから毎朝英語をする」を徹底したことでした。宿泊で出かける際も録音して持って出かけて、やると決めた小学1年生の初日から小学6年生の今日まで1年365日毎日続けているそうです。
何もやらなくてよかった学習方法から、いきなり毎日3回ずつの英語の練習が始まってお子様は戸惑ったようです。でもお母さんは毅然とした態度で「できないなら通学班で行かなくても学校まで車で送ってあげる」を貫いたそうです。そうすると子供は通学班に遅れたくないので泣きながらでもこなして宿題をやり切っていたようです。そして車で送った日は一度もありませんでした。
小学1年生の1年間は大変だったようです。毎日20〜30分を英語の学習に捧げました。小学2年生は1年生と同レベルの教科書になるので単語は違えど、英語力を固める作業の学年となります。学習も楽になったと思います。そして小学3年生は中級レベルに進級し難易度が上がったので、難しいけどやりがいがあったのではないでしょうか。お母さんが声かけをしたのは小学3年生まででした。
小学4年生からは何も言わなくても一人でやれるまでに成長していました。そして小学5年生は上級英語に進級し教科書も中2英語程度のレベルになりました。英語学習の時間が足りていない生徒はここでつまずきます。でもこちらの生徒さんはとても楽しくなったようです。文科省の指導要領改訂に伴いECCもテキスト改訂があったので、英語を学ぶのではなく英語を使って様々な知識を得る英語圏の子ども達の学習方法に変わったからです。内容が面白いのです。そして英語が大好きになりました。
毎朝の英語学習も今では何も言わなくても10〜15分でやり終えているそうです。回数も調整しながら短く効率良く学習できるようになりました。そして発音もネイティブ発音になり、外国人講師にも褒められるようになりました。英検®︎も小学5年生の10月に一次試験ほぼ満点の英検®バンド+18、二次試験は満点で3級に合格しています。とにかく毎日の継続学習がこれだけの学習効果を生み出すのだと知ることができて私も嬉しく思っています。
会社で on the job training 略してOJT という研修方法があります。新人や業務未経験者に必要なスキルや知識を、上司や先輩などのトレーナー(OJT担当者)が実務を通じて指導していく教育方法です。例えば紙を一枚渡されて「このように仕事をしてね」と言われるより、やり方を示してもらいサポートしてくれる人がいれば効率よく仕事ができるようになります。そして受ける側にとっても心強いです。OJT担当者はその人が一人で仕事をできるように導くのが仕事です。英語学習においても保護者の方にはこのOJT担当者になって頂きたいと思います。英語だけではなく、そもそも子育てとはそのようなものだと思います。私も振り返ると良い母親ではなかったと思いますが、息子二人はなんとか社会に出て楽しく生活できております。
英語は能力ではなく「やるかやらないか」この2択しかありません。みなさんのお子さまは日本語が話せているのですから同じように英語も話せるはずです。理屈ではなく練習量です。今回ご紹介した生徒さんのように毎日やる、そうすれば必ず英語力は伸びます。残念ながら練習なしでピアニストにはなれません。練習なしで英語を話せるようになりません。ここの所をもう一度良く考えていただきたいと思います。
こちらの生徒さんのお話は非常に参考になるので、お母様の了承を得て皆様と共有させて頂きました。毎日の英語の継続学習をするならば誰でもこのレベルになれると思います。そしてそれは今後とても大きな力となります。どうぞ忍耐を持ってお子さまを導いてあげてください♪
★清水山教室講師の日常インスタ更新中!