2022年6月27日
(教室庭のコキア♪)
名古屋市緑区有松 桶狭間 南陵小学区にあるECCジュニア緑区清水山教室の栗永皆子です。小学生クラスの二者懇談会を行いました。保護者の皆様ありがとうございました。中学生は7月より三者懇談会を行います♪
4月から英語を始めたご家庭では試行錯誤の様子が伺えました。特に4年生〜6年生の新規高学年クラスのみなさんは英語を聞くのも大変なようです。
最近、絵本のリーダーズの音読で「ああ家で聞いてきているな」と分かる生徒さんがいらっしゃいました。お母さんに尋ねたところ、お子様が車に乗る時は次回のブック箇所のCDを永遠に流して一緒に言っているそうです。なるほどなと思いました。それで「聞いているな」と分かる発音に変わっていたのです。
耳づくりは本当に大事なので、ブックを見ないで丸暗記で言えるほどCDの繰り返し練習をして欲しいと思います。生徒さんへのアドバイスはいつも「絵本のリーダーズは、読もうとしないで完全にCDの真似をして来てね」です。これは長期学習者も同じです。ただし長期学習者は、英語を丸暗記でCDの音を追いかけながら言い、同時に頭の中では日本語の意味を把握しながら進めることが大事です。
30冊のリーダーズには薄い和訳の小冊子が入っています。意味の分からない文章は必ず確認をしてから練習をしてくださいね。単語のテストではないので、この文章はこんな意味なのねと全体でこんな感じと分かる程度で大丈夫です。
英語は小学1年生までに始めると無理なく進められます。繰り返し学習なので早く始めればそれだけ余裕があります。耳の特性として聞いた事を真似できる能力は生まれてからだんだんと下がり、反対に考える力は生まれた時から徐々に上がっていきます。その交差するところが10歳辺りと言われていて「10歳の壁」という言葉があります。音楽も早く始めた方がいいというのはこの能力のことを言っています。
ただ私の指導経験上、いくつになっても英語学習はできます。80歳の生徒さんを教えた時でも、一年後には進歩が見られました。聞き取れなかった英語も聞き取れるようになりました。もちろん早くから始めた人に比べたら何倍もの練習が必要です。日々の繰り返し練習がいかに大事かが分かります。
もしお子様の英語で迷っている方がいるなら、一番良いのは幼児からスタートすること。そして習わせようと思いながら機会を失って小学校の高学年になっているならば、1日も早いスタートをおすすめします。思い立ったその日からです。その際も良い英語教室を選ぶことはとても大事です♪
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2022年6月16日
(きゅうりの花♪)
名古屋市緑区有松 桶狭間 南陵小学区にあるECCジュニア緑区清水山教室の栗永皆子です。6月14日に東海地方は梅雨入りしたそうですね。平年より8日遅く昨年より1日遅い梅雨入りだったようです。It’s raining cats and dogs.(雨、どしゃ降りだね〜)の英語表現が好きな私です♪
今日は英語が大好きなある生徒さんのお話です。
こちらの生徒さん、小学1年生の時に他教室からECC清水山教室へ移って来られました。私のアドバイスは宿題プリントの表面上部のCD、DVD欄をすべて毎日3回ずつ聞いて話すこと。それに加えてリーディングブックのダイヤリー上部も毎日3回ずつ練習してCDの真似をして音読することでした。
お母さんはこの話を聞いて衝撃を受けたようです。前の教室ではそんなアドバイスをもらわなかったと。ECC清水山教室では、幼児さんにも同じアドバイスをしています。これは私の指導経験から言える「英語学習が成功するかしないかは幼少期からの継続したインプットとアウトプットによる」という考え方から来るものです。
ダイエットをしたいならタンパク質は摂るけど甘いものや高カロリーのものを摂らない、筋肉をつけたいなら毎日筋トレをする、ピアノを弾けるようになりたいなら毎日練習をする、美しい花を咲かせたいなら水やり、草取り、肥料をやる、そうした類のものと同じです。ただこれらのことを毎日継続してやるのは「面倒臭い」それだけです。習慣としてしまえば何ともないのです。歯磨きやお風呂に入ることと一緒です。
さて、こちらのお母さんがしたことは「通学班に遅れてもいいから毎朝英語をする」を徹底したことでした。宿泊で出かける際も録音して持って出かけて、やると決めた小学1年生の初日から小学6年生の今日まで1年365日毎日続けているそうです。
何もやらなくてよかった学習方法から、いきなり毎日3回ずつの英語の練習が始まってお子様は戸惑ったようです。でもお母さんは毅然とした態度で「できないなら通学班で行かなくても学校まで車で送ってあげる」を貫いたそうです。そうすると子供は通学班に遅れたくないので泣きながらでもこなして宿題をやり切っていたようです。そして車で送った日は一度もありませんでした。
小学1年生の1年間は大変だったようです。毎日20〜30分を英語の学習に捧げました。小学2年生は1年生と同レベルの教科書になるので単語は違えど、英語力を固める作業の学年となります。学習も楽になったと思います。そして小学3年生は中級レベルに進級し難易度が上がったので、難しいけどやりがいがあったのではないでしょうか。お母さんが声かけをしたのは小学3年生まででした。
小学4年生からは何も言わなくても一人でやれるまでに成長していました。そして小学5年生は上級英語に進級し教科書も中2英語程度のレベルになりました。英語学習の時間が足りていない生徒はここでつまずきます。でもこちらの生徒さんはとても楽しくなったようです。文科省の指導要領改訂に伴いECCもテキスト改訂があったので、英語を学ぶのではなく英語を使って様々な知識を得る英語圏の子ども達の学習方法に変わったからです。内容が面白いのです。そして英語が大好きになりました。
毎朝の英語学習も今では何も言わなくても10〜15分でやり終えているそうです。回数も調整しながら短く効率良く学習できるようになりました。そして発音もネイティブ発音になり、外国人講師にも褒められるようになりました。英検®︎も小学5年生の10月に一次試験ほぼ満点の英検®バンド+18、二次試験は満点で3級に合格しています。とにかく毎日の継続学習がこれだけの学習効果を生み出すのだと知ることができて私も嬉しく思っています。
会社で on the job training 略してOJT という研修方法があります。新人や業務未経験者に必要なスキルや知識を、上司や先輩などのトレーナー(OJT担当者)が実務を通じて指導していく教育方法です。例えば紙を一枚渡されて「このように仕事をしてね」と言われるより、やり方を示してもらいサポートしてくれる人がいれば効率よく仕事ができるようになります。そして受ける側にとっても心強いです。OJT担当者はその人が一人で仕事をできるように導くのが仕事です。英語学習においても保護者の方にはこのOJT担当者になって頂きたいと思います。英語だけではなく、そもそも子育てとはそのようなものだと思います。私も振り返ると良い母親ではなかったと思いますが、息子二人はなんとか社会に出て楽しく生活できております。
英語は能力ではなく「やるかやらないか」この2択しかありません。みなさんのお子さまは日本語が話せているのですから同じように英語も話せるはずです。理屈ではなく練習量です。今回ご紹介した生徒さんのように毎日やる、そうすれば必ず英語力は伸びます。残念ながら練習なしでピアニストにはなれません。練習なしで英語を話せるようになりません。ここの所をもう一度良く考えていただきたいと思います。
こちらの生徒さんのお話は非常に参考になるので、お母様の了承を得て皆様と共有させて頂きました。毎日の英語の継続学習をするならば誰でもこのレベルになれると思います。そしてそれは今後とても大きな力となります。どうぞ忍耐を持ってお子さまを導いてあげてください♪
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2022年6月8日
(アメリカ人友人におもてなし♪)
名古屋市緑区有松 桶狭間 南陵小学区にあるECCジュニア緑区清水山教室の栗永皆子です。先日アメリカ人友人に日本食を作ってあげました。唐揚げ、豆腐とわかめの味噌汁、サラダ、わらび餅、どれも美味しく出来ました。大げさだけど、久し振りの手作りわらび餅の美味しさに感動しました♪
6月に入り、生徒さんたちも新しいクラスに馴染み皆さん楽しくレッスンを受けています。ECCジュニアは今年度から、小学5年生・6年生のスーパーラーニングPA/SA受講生のみが申し込みできるオンラインスピーキングクラスを開設しました。
こちらは、オンラインによる外国人講師とのマンツーマン英会話レッスンです。ECCジュニア教室のレッスンと連動しているから、実力がグンとアップします。
レッスンの流れ(例)
<Greetings>
先生とあいさつをし、自己紹介をします。
<Target・Action>
ジュニア教室で行った文型確認、置き換え練習を簡単に復習します。
<Talk More>
PA/SAクラスで学んだターゲット文型を使用して、自分のことや身の回りのことを話す練習を行います。さらに、それまでに習った文型を使用して会話を続けていきます。
担当するのはフィリピン人のECC講師。とても明るい先生達で受講中の生徒さんも毎回楽しいと大好評です。オンラインスピーキング受講者は教室のレッスンでも違いが見られます。このレッスンは1回10分で月3回。2022年度はトライアル価格で月額1320円(税込)。やり取りは全て英語です。短時間なので集中して続けられ、自分の気持ちや意見を伝える力を身につけます。教室で習った文型を使って外国人講師と実践的に復習できるので、英語で話すことにも自信がつきます。そしてとにかくすごく楽しいそうです。
無料で2回のお試しレッスンができるそうなので、清水山教室のPA/SAクラスの皆さんはぜひお試しレッスンを受けてみてください。お子さまにお便りを渡しているのでご確認ください。また、月曜クラスも火曜クラスもこのオンラインスピーキングを受講している生徒さんがいるので、聞きたいことがあったらぜひ教室で聞いてみてくださいね♪
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2022年5月27日
(フロリダ州タンパ♪)
名古屋市緑区有松 桶狭間 南陵小学区にあるECCジュニア緑区清水山教室の栗永皆子です。明治用水の大規模漏水による農作物への影響が心配ですが、皆さまお元気でしょうか。『安城市は日本のデンマーク』と社会の教科書に書いてあったと思いますが、中3の生徒さん達は「何それ?」と言っていました♪
お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二さんをご存知でしょうか。芥川賞作家の相方又吉直樹さんを日本に置いて、5年前にニューヨークに拠点を移された方です。当時は5年間は沈黙して5年後に英語ペラペラなところをバーンと披露するつもりだったそうです。しかし5年経ったけど英語はペラペラにならず計画は失敗したそうです。
話せるようになっていない原因は単刀直入に勉強不足。「アメリカに行けば英語が話せるようになる」というのは神話だと身をもって彼は経験したのです。日本でもまだまだ「外国人の先生に習えば英語がペラペラになる」と信じている人はいますね。アメリカ人と結婚をして日本に住んでいる人を何人か知っていますが、夫婦でも英語は上達していません。やはり勉強が必要なのです。
逆に、一度も海外へ行ったことがないのに英検®1級、TOEIC®も満点持っていて外国人と十分にやり取りをしていた日本人を知っています。かつて私の隣で働いていた人です。その方は「日本でも英語の勉強はできる。自分がその証拠だ。だからあえて外国へは行かない。」と言っていました。ただそこまでできるなら、やはり英語を使える国に行って英語を使って欲しいとも思いました。でも日本にしかいなくてあれだけ出来るのなら本当に大きな証明となっているので、初心を貫いていてもいいのかなと振り返って思います。
ピースの綾部さんですが、ある時から日本人で英語がペラペラな方に英語を学ぶことになります。その方は彼の英語を4点と評価したそうです。しかも100点満点中ではなく1万点中の4点。そしてそれから苦手な反復練習など膨大なプリントで本格的に英語の勉強を始めたようです。それまでにも現地でたくさんの英語学校に通っていますが無駄だったようです。何を言っているか分からなかったからです。彼は「英語が苦手な初心者はネイティブレベルで話せる日本人に教えてもらわないと絶対にダメ」と動画で強く訴えていました。
英語圏の国に留学をしたいなら、最低日本で英検®2級に合格してから行かないときついと思います。準2級でもなんとかなるとは思いますが、結局は2級〜準1級ぐらいの文法事項や単語を向こうでも学ばないといけないので、時間の無駄になります。英語は英語圏の国の方の言語すなわち国語だということを忘れてはいけません。日本の言語での国語力を伸ばせば英語力も伸びます。例えば昨日中3生クラスで eventually の単語が出ました。リスニング問題なのですが
The trick was really difficult so, I practiced again and again.
Eventually, I could do the trick.
その技は本当に難しかったんだよ。だから僕は何度も何度も練習をしたんだ。
( )僕はその技をする事ができたんだよ。
前後の文章が分かれば必然的に eventually の所には、ついに、最終的に、結局は、という言葉が浮かぶと思います。英語の級が上がるに従って guess する力もついてくると思います。guess とは推測です。英語に大事なのはこの推測力。膨大な日本語の単語からぴったりの言葉を探す作業が英語だと思います。
ちなみに綾部さんは勉強をし直してある程度話せるようになっていました。でも5年もいたのにもったいなかったね、とも思うレベルではあります。ただ「学び直さなくては」というきっかけをつかめたことは大きな力です。彼のがんばっている姿は大きな励みとなります。継続は力なり。何事も諦めないことですね♪
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2022年4月25日
(ローラとよく来た栄のテレビ塔♪)
名古屋市緑区有松 桶狭間 南陵小学区にあるECCジュニア緑区清水山教室の栗永皆子です。ロシアがウクライナに攻め込んだのが2月24日。もう2ヶ月が経ちますね。ウクライナの私の知人は旦那さんと離れてポーランドに避難しています。男性は国を離れられないそうです。平和が来るように祈るばかりです♪
週末にアメリカ人親友のローラとビデオ通話をしました。フロリダ州オーランドの彼女の家に行ったのは2012年。もう10年前になります。この時はマイアミビーチまで3泊4日の旅をしました。1泊目のホテルは海の真ん前で、早朝に波の音を聞きながらベランダで自分一人の時間を持てた事がとても印象に残っています。大西洋の波の音は、私が知っている太平洋のそれより荒く迫力がありました。
ローラとは、PAWS(ポーズ)と言う金城大学のアメリカ人教授がやっていた英語で文章を書く同人誌の会で知り合いました。当時の私の英語はたどたどしく何とか話せる程度でした。ローラの理解力が高く私が迷うと「こういう意味?」とすぐに聞いてくれたのでスピーキングよりリスニングの方が発達しました。
結局日本語で考える力や説明能力があって話題が豊富であれば、多少英語がたどたどしくても相手に興味を持ってもらえます。そして何よりリスニングができなければ相手の言っていることが分からず会話になりません。英語が話せる最初のステップは聞く力と語彙力だと私の経験から言えます。また発音を整えないと日本語発音の英語では日本にいる外国人にしか通じません。ローラとは彼女が日本にいた2年の間、週末はいつも一緒に遊んでいたので良い英語の勉強になっていました。
当時は誰もがインターネットをする時代ではなく、携帯電話も一部の人のみが使っていて時代は変わったねと話しました。今回のビデオ通話のデバイスはiPadだったので庭の野菜や花を紹介して、家の外観も見せてあげてECCの教室も案内しました。ローラはテレビを見ているようだと言っていましたが、本当にテクノロジーの進化は凄まじいものがあります。
ローラが何枚かの写真を見せてくれたのですが、近所を写した写真に縦の飛行機雲がありました。「普通は横だよね」と不思議に思ったら、なんとロケット雲だったのです。オーランドから車で1時間程の所にケネディ・スペース・センターがあります。そこから打ち上げられたロケットが今まさに飛んでいる所の写真でした。
昔は国策で年に1度や2度のロケット事業だったのが、今では月に1回、2回と頻繁にロケットの打ち上げをやっているそうです。だからローラのようにロケット雲が見える範囲に住んでいる人達は「ああ、今日もまたロケットが飛んでいるな」と空を見て思い、それはもう日常生活の一部になっているのです。日本とはスケールが違いますね。
イーロン・マスクが作ったスペースXと言う会社の話も聞きました。民間企業として初めて有人宇宙飛行を成功させた企業です。この会社が人工衛星を飛ばして他国のニーズにも応えているようです。だからロケットの打ち上げが頻繁に行われているのですね。調べてみたらこの会社は火星植民地計画もしているようです。現在は惑星間宇宙飛行を見据えた超大型ロケットのスターシップを開発中だそうです。
すごい事だけど問題もあります。ローラとは「宇宙ごみは困るよね」とか「たくさんロケットが飛んで宇宙が混み合ってきたら大変だよね」とかそんな話もしました。実際3月4日には長年浮遊していた使用済みロケットが月に衝突しているようです。直接観測ができておらず、画像確認にも時間がかかるそうではありますが。宇宙に存在する宇宙ごみを記録して追跡する公的機関がないため、このロケットの素性は議論の的となっているようです。
月は誰の持ち物でもないので、ロケットを飛ばした加害者はいても被害者がおらず、裁判も起こせないから事はうやむやになってしまいますね。宇宙戦争にならないように、機体のごみを残さないように、地球人が仲良く宇宙を使えることを願っています♪
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