(開始3時間後のジグソーパズル♪)
名古屋市緑区有松桶狭間南陵学区にある英語教室ECCジュニアの栗永皆子です。キュウリが実をつけました。調べたら下の方のキュウリはもったいなくても芽を掻き出すそうです。仕方なく5cmに育った小さなキュウリを切りました。サラダにしたら美味しかったです♪
ある英語教室の先生のブログより。
「子供たちは気軽に英語を辞めたいとつぶやく事があります。お子さんはゲームに負けたとか、お友達から何か面白くないことを言われたとか、些細なことで簡単にやめたいと言うことがあります。」
「でもお母さんは毅然としている事が大切です。お子さんのやめたい、行きたくないにいちいち惑わされないで欲しいです。英語は行くものとしていつも毅然と送り出してくれたお母さんがいます。スランプを抜けたお子さんは今ではクラスで一番張り切っていて英語得意なんだ!と言ってくる子になりました。」
次男は高校の吹奏楽部を経て音楽大学に入学しました。バスクラリネットを部活で3年やって大学入試はB♭クラと呼ばれる普通サイズのクラリネットで受けました。それまで音大なんて嫌だと言っていたのに高3の5月に東京でプロの吹奏楽団の演奏を聞いてそこに入りたいと思い急遽進路変更をしました。ちなみに中学校は陸上部、小学校はサッカー部でした。
音大に入るなんて思ってもいなかったので入ってからが大変でした。赤ちゃんの頃から音楽を聞かせていたので耳は良いです。ピアノは幼児の頃少しだけやっていました。その他は部活のバスクラリネットのみ。大学入学後周りのできる生徒に比べて自分はできないと悩みやめたいの一点張りでした。
クラリネットの腕を上げるのに加えピアノとソルフェージュも必要だと思い大学1年生の秋から学校とは別に習わせました。あとは地道にスケール練習等をして上手になるまで吹き続けるしかありません。
息子は自分をできない、下手くそと言うわりに全調スケールや練習曲を練習するのが苦手で曲とロングトーンで良い音を出す練習ばかりしていました。高いお金を払って音大に入れたので絶対にやめさせないと言う強い思いを胸に私は常に彼を励まして来ました。
大学3年生になってもやめたいと言って来たので、ついにこちらも折れてやめてもいいと許可しました。結局やめなかったのですがその後しばらくしてクラリネットの音に変化がありました。石の上にも3年とはよく言ったもので大学3年の後半にようやく花が咲いてきたのです。
いつしか全調スケール練習もできるようになっていて、先生からもお友達からも上手になったと言ってもらえるようになりました。そして難関と言われ念願だった自衛隊の音楽隊に合格しました。今は一般隊員と同じ研修をしているのでまたやめたいと言わないか心配をしています。この3ヶ月を乗り切ればその後3ヶ月は音楽研修でそれが終了したら各々の勤務地に移動して演奏活動が始まります。
音大入学を決意させた吹奏楽団は大学1年生の5月にラストコンサートをして解散しています。私も彼と大阪まで聴きに行きましたが素晴らしい演奏をする楽団でした。
振り返ってみると確かにレッスンはとても大変だったと思います。でも最初から前向きに練習量を増やしていたらもっと早く楽になっていたのにと思います。やりたいと思った時の自分を思い出し、その思いを信じてするべきことを淡々としていけば険しい山も乗り越えられます。
『千里の道も一歩から』(千里は約4,000km)
A journey of a thousand miles begins with a single step.
やりたくなかったらやらなくてもいいと言う考え方もありますが、やりたくないとなった原因を考えてその事がやれるように導いてあげることの方がやめてしまうより大事だと思います。
お父さんだって働きたくない日はあります。それでも家族を養うためにするべき仕事をして頑張っています。今は多くの女性も働いていますね。その時の感情に流されてやめてしまったら将来手にするはずだった大きな報酬を逃してしまいます。
うちの子のことで言えば音大を途中でやめていたらこのコロナ禍の中仕事はなく路頭に迷っていたのではないかと思います。楽器全般を含めて音楽や英語等の語学は習得するのに本当に時間がかかります。
先日ジグソーパズルをしていてまさにこれだなと思いました。最初は外枠を探すのすら難しく外枠が分っても細かい絵から適切なピースを探すのはさらに難しかったです。苦しくても諦めずにじっと絵を見てピースを見て、必ずできると信じ集中してやっていくうちに少しずつ埋まり段々と楽しくなりました。諦めなくて良かったと思いました。完成した時には大きな喜びと達成感がありました!